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　昨年、全国各地の社会福祉施設等において、虐待および権利侵害が相次いで発覚しました。北海道では、障がいのある利用者が不妊処置を受けていたことが報道されました。
　一連の事案を重く受け止め、全国セルプ協では“虐待および権利侵害の根絶に向けて”を発出いたしました。本会倫理綱領第１に「わたしたちは、障害者権利条約を遵守し、利用者の利益を最優先します」と謳っており、これらの事案をわたしたちセルプ関係者は“我が事”として受けとめなければなりません。
　各施設・事業所において、“人権意識に裏打ちされたサービス”の在り方を改めて考えていただき、虐待や権利侵害を起こさないための具体的な取り組みに繋げていただきますようお願いいたします。